クレジットカード業界を発行主体別に大まかに分けると、
になります。
しかしながら、1990年代までは発行主体別に明確に区分けすることが可能でしたが、現在では業界内での合従連衡が進み、こうした分類は曖昧になって来ています。
銀行系クレジットカードは、発行主体が銀行の系列カード会社です。そのルーツは1960年代に遡り、ダイナース・JCB・住友クレジット・ミリオンカード・DCカード・UCカードの6社です。銀行系のクレジットカードは当初から、カード自体に付帯する特典が少ないため、会員のためのクレジットカードというよりは、銀行側の預金口座の固定化のための道具のような性格を有していました。
信販系クレジットカードは、分割払いが可能なクレジットカードの草分けです。今でこそどこのクレジットカードの会員になても分割払いが利用できますが、90年代に入って会員獲得競争が激しくなる前までは、分割払いが利用できるのは信販系クレジットカードがメインでした。
流通系クレジットカードは、デパートやスーパーとの連携が深いため、これらの店舗で利用した場合にポイント特典が通常より多めに加算されたり、イベント等の割引特典が受けられるメリットがあります。
消費者金融系クレジットカードは、クレジットカードのサービス自体にこれといった特色はありませんが、利用可能なATMが駅前や便利の良い道路沿いにあるため、キャッシング等が利用し易いという特徴があります。
メーカー系クレジットカードの代表格は自動車メーカー系のクレジットカードです。クレジットカードの利用時のポイントが新車購入時に値引き分に加算できるというメリットはありますが、還元率はあまりよくないため、どちらかと言うと、そのメーカー車のファンが持つクレジットカードという意味合いが強いカードです。